世界の医療団 キャンパス
誰もが治療を受けられる未来を。
2015/09/16
9月16日、渋谷で世界の医療団のサマークラスが開講されました。思いやり学部に属する国際NGOの授業ということで、講義中は熱心に話を聞く姿が見られました。

本講座では、世界の医療団が掲げる理念や使命、実際に世界を変えるための証言活動「アドボカシー」について学び、「アドボカシー」にグループで挑戦しました。具体的には、世界の国々が抱える課題を発見し、その原因を調査する力、解決へのプロセスを明確化し目標設定の仕方、あるいは効果的なターゲットや協力者の選び方など、社会のあらゆる場面で必要とされるスキルの詰まった活動です。今回は、ウルグアイ・ニジェール・コンゴ民主共和国・グァテマラといった国々の事例を基に、女性の権利を獲得していくためのアドボカシー活動を考えました。どのグループも意欲的に意見を出し合い、各国の背景に合わせたアプローチで、実践的かつ効果的なプランを提案することが出来ました。

最後はフィードバックとともに世界の現状や今後の展望についてお話を伺いました。人々がどんな救いの手を求めているのか、そのために今自分たちに何ができるのかを考える機会となった一日でした。
参加者の感想

アドボカシーという考え方はあまりな馴染みがなかったが、ワークショップを通してアドボカシー計画の立て方までを学ぶことができ、大変よかった。原因をつきつめてその解決策を具体的に考えることの重要性がわかった。

(横浜市立大学1年N.I.さん)

世界には自分が直面していない様々な問題が存在しており、それらの解決に全力を尽くしている方々がいることを今日知ることができ、見聞が広まった。

(早稲田大学1年Y.S.さん)

今回初めてキャリア大学の講義に参加しました。参加したことで、企業についての理解を深めることができたのはもちろん、その他にも意識の高い学生の皆さんとも交流をし、価値観や考え方、話し方などの影響を受けることができました。とても貴重で有意義な時間を過ごすことができました。有難う御座いました。

(フェリス女学院大学2年Y.A.さん)



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