最高裁判所
「裁判所の使命」
裁判所の使命は,社会の中で起こる具体的紛争の適正・迅速な解決を通じて,国民の権利を守り,国民の生活の平穏と安全を保つこと。裁判所事務官や裁判所書記官,家庭裁判所調査官などの裁判所職員は,一人ひとりがこの大きな責任に誇りと情熱を持って,全国の裁判所を支えています。
「司法サービスを支えるプロフェッショナルたち」
・裁判所書記官
法律の専門家として,固有の権限が与えられた専門職。その権限に基づき法廷の立会,調書の作成,訴訟上の事項に関する証明などを行います。また,判例・法令の調査や訴訟関係人との打合せなど,事件の進行管理なども行っています。裁判所書記官が立ち会わないと法廷を開くことはできません。
・家庭裁判所調査官
家庭内の問題を解決に導く専門職。法律だけでなく,心理学,教育学,社会福祉学などの行動科学分野の知識や技法を活用して,非行少年の立ち直りや,家庭内紛争の解決に向けた調査等を行います。
・裁判所事務官
裁判所には,法廷を中心とした裁判部の仕事と,それを人的・物的な側面から支える事務局の仕事があります。裁判所事務官は,裁判部では,裁判所書記官の下で各種の裁判事務に従事し,事務局では,総務・人事・会計といった業務に従事しており,裁判所の円滑な運営のために必要不可欠な存在です。
MESSAGE~託される,想いと信頼。~
裁判所に持ち込まれる事件は,一つとして同じものはありません。利用者一人ひとりの人生に全力で向き合い,事件を解決に導くために必要不可欠な存在,それが裁判所職員なのです。
三権の一つを担う裁判所は,国民から様々な「想い」を託されています。裁判所を取り巻く状況が刻々と変化する中で,国民の期待に応え,司法が「信頼」されるためにも,働く職員は,熱意を持って仕事に取り組み,ときに柔軟な発想力で新しい道を切り拓くことも必要です。
裁判所ではどんな人が働いているの?裁判所で働くってどういうこと?
法律の知識は一切必要ありません。この夏,知られざる裁判所の舞台裏を体験してみませんか。


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