日本では少子化・人口減少が問題になって久しいですが、世界的には人口増加が進み、2050年に人口100億人、GDPは現在の3倍になると予測されています。世界的に人口と富が増加する中、この15年で車の世界的な需要は40%程度増加しました。その一方で、温暖化をはじめとする環境問題、資源枯渇、渋滞や交通事故といった安全に関する問題など、自動車が引き起こす問題も多くあります。
そんな中、今、自動車業界では大きく二つの変化が起きています。
1つは、電動化。中国では政府が率先して電気自動車を導入し、イギリスでは2020年には電気自動車の充電スタンド数がガソリンスタンド数を上回ると言われています。電気自動車は、環境に配慮した自動車であることに加え、災害時には臨時の移動可能電源として活躍することも期待されています。
2つ目は自動化。交通事故の原因の約9割を占める運転中の個人の認知・判断・操作ミスをなくすため、レーダーや人工知能、制御技術を活用し、事故を減らすサポートをしています。自動運転が主流になれば、交通インフラを含む都市設計も変化していくでしょう。
このように成長と変化を続ける業界の中では、変化についていけない企業は、マーケットシェアを失い、あっという間に勝負できなくなってしまいます。この舞台に立て、戦えるのは数社のみ。そんな自動車業界の中で、日産自動車はリーフに代表される電気自動車で世界シェア一位、自動運転においても世界最先端を走っています!変化の兆候を逃さず、むしろ変化をリードしてきた、日産自動車。その仕事の面白さや醍醐味を、実際にみなさんにも体験していただけるのが、日産自動車ウィンタークラスです!
まずは世界経済や社会の動向と、その中で自動車産業が置かれている状態について講義形式で学びます。普段現場でその変化を直に感じられている社員から聞くことで、自動車業界をより深く理解することができます。座学の後は社会問題について考え、その問題に対し、自動車業界ができることを考えます。
「人々の生活を豊かに」をビジョンに掲げる日産自動車。自動車産業について興味がある人はもちろん、社会問題に興味があり、将来はビジネスでその問題を解決したいと考えている方にも満足していただけるプログラムになっています。
みなさんが視野を広げる機会になったらと、社員一同準備を進めています。ぜひ、みなさんからの応募をお待ちしております!