日本取引所グループ キャンパス
日本経済を支える金融の最前線
2017/02/13
2月13日、日本橋の東京証券取引所で日本取引所グループ(JPX)のウインタークラスが開催されました。

1時間目の講義では、知っているようで知らない株式や上場企業について勉強しました。「株式とは?」「上場企業とは?」など、知っていても、聞かれるとなかなか答えられないような質問に、学生たちはズバリと正解。学生たちのレベルの高さが垣間見れました。学校の講義で習うような少し取っつきにくい金融の話も、実際に取引に関わる社員の方々から伺うと、リアリティーを感じ、わくわくすることができました。

バーチャルゲームで株式売買の模擬体験をし、株式売買のイメージを掴んだ後は、JPXの証券資料ホールを見学。戦前に発券された古い株券や、日本で最初に導入されたコンピュータを見学し、JPXの歴史を感じました。
その後は、いよいよ、東京証券取引所の花形、東証アローズのマーケットセンターへ。普段、テレビの経済ニュースでよく見る光景を目の当たりにした学生たちは大盛り上がり。こぞって写真を撮っていました。そんな中、なんと、とある会社の新規上場セレモニーに立ち会うことに!東京証券取引所の新規上場記念の鐘もばっちり聞くことができました。

そんなマーケットセンターを隣に見ながら、取り組むグループワークの課題は、“投資家を増やすためのアイデアを考えよ”。個人の金融資産に占める有価証券の割合が諸外国に比べ圧倒的に低い日本において、取引所の存在意義をより強くするためのアイデアを出し合いました。ポイントカード投資や、オンラインゲーム投資など、学生ならではのユニークなアイデアに、現場を知り尽くす社員の方々から有意義なフィードバックを頂きました。
1日の終わりは、JPX CAFEと称した社員の方々との懇談会で締めくくられました。社員の方々が普段から使っているというカフェで、ざっくばらんにお話を伺うことで、取引所の仕事や取引所で働く人についてより一層理解を深めることができました。
参加者の感想

あまり馴染みのない会社、仕事だったが、色々な場所を見学したり話を聞いたりする機会が多くてよかった。ワークショップも決められた時間の中で有意義な議論ができて現役の社員の方にしっかりとしたフィードバックを頂けてとても役に立った。非常に充実した1日でした!

(東京大学2年)

想像以上に事業内容や社員さんのお話が面白く、これからの就職を考える上で大変有意義なものになりました。

(一橋大学2年)

働いている方の生き生きとしている感じが感じられて働くって悪くないと思うことができました。初めて参加しましたがプレゼンもうまくできて楽しかったです

(津田塾大学1年)



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