国連UNHCR協会 キャンパス
国連の難民支援のためのファンドレイジングを理解・体験する
2023/08/03
8月3日、国連UNHCR協会のサマークラスがオンラインで実施されました。
UNHCRは、第二次世界大戦後の1950年にヨーロッパ人を救うために設立された国際機関で、「国連UNHCR協会」はUNHCRの日本における公式支援窓口です。

1限目、『いのちの持ち物けんさ』のワークショップからスタート。自分自身にとって大切なものは何か、それらを喪失した時、生活はどう変わるのか考えることで、難民の心の痛みに寄り添いました。次に、協会職員から難民の定義、彼らが抱える問題や解決に向けた取組みを講義いただきました。また第8代国連難民高等弁務官を務められた緒方さんの活躍やファンドレイザーの役割をお話いただき、新たな発見がありましたし、ユースなんみんプラットフォームに所属している学生からの活動報告は大きな刺激となりました。

2限目、ファンドレイジングを考えるグループワークを行い、ファンドレイジングには、実現性や効果、影響範囲や持続性など様々な観点が必要であることを学びました。このワークを通じて、難民問題を自分事として捉え、職員の方からフィードバックをいただくことで、個人レベルで何ができるのか深く向き合うきっかけになりました。

最後の質疑応答では学生から多くの質問があり、職員の方から一つ一つ熱を持って回答していただきました。学生も真剣にメモをするよう姿がみられ、双方から熱量を感じられました。職員の方がどのような思いで働かれているか感じるとともに、難民支援の重要性や組織の意義を学べる1日となりました!
参加者の感想

インプットだけでなく、きちんとアウトプットの機会、そして最後日本での難民支援(法制度)の現状の説明もあり、聞いた後、自主的に行動したくなるようインセンティブがあり良かったです。

(慶應義塾大学2年)

世界の様々な国の現状と、それに対するUNHCRの取り組みを学ぶことができ、自分にとってとても有益な学びを得ることができました。

(創価大学1年)

もっと「難民」について学ぼう、何かアクションを起こそうと思える非常に有意義な時間になりました。ありがとうございました。

(北海道大学2年)



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