経済産業省についてだけでなく、日本が抱えている問題やこれからの未来について考えるきっかけとなりました。またワークショップを通じて色んな人と協力して、日本の未来を考えていくという行為がとても楽しく感じました。
エネルギーに関する政策には様々な課題があり、その課題に対応するために一つ一つ政策を立案していかなくてはならないと学び、かなり時間や気力が必要な仕事だとわかりました。難しい仕事を省庁の方が担ってくださっているから私たちが普通に生活できているんだと実感できました。将来どのような職に就くかはわかりませんが、今回携わってくださった職員の皆さんのように生き生きと職に携われるような自分になっていたらいいなと思いました。お忙しい中私たちに時間を割いてくださってありがとうございました。
こんなに素晴らしい内容の講座を開催してくださり、本当にありがとうございました。明日から、社会問題を考えるときにここで学んだ技術の問題の発掘や、検証をネット上で探したり、友達との対話の中で研鑽していこうと思います。
第一部では、「経済産業省のミッション」「職員の方のご経験」についてお話しいただきました。経済産業省は「国富の拡大」という目標に対して、産業政策や通商政策、エネルギー政策など多様な政策分野で日本の課題を解決していることを学びました。また、職員の方のご経験の説明で、入省後は本省以外にも投資ファンドへの出向や留学の機会など、様々な環境に身を置き成長しながら挑戦することができるというお話をいただき、入省後のイメージを持つことができました。仕事において個人の特長を生かした大胆かつ的確な取り組みで社会を動かしており、やりがいを持って働かれている姿に感銘を受けました。
第二部では、「世界的な脱炭素化に向けた動きの中で、日本が今後進めていくべきエネルギー政策」を題材に、グループワークを行いました。グループごとに日本のエネルギー課題とその解決策を議論した後、全体でグループ発表を行い、学生同士による質疑応答と実際に働かれている職員の方に講評をいただきました。「グループワークでは、議論の発散(アイデアの共有)と収束(アイデアの取捨選択)を繰り返し、集合知を活かすことが大切」「唯一の正解がない問いに対して、情報を可能な限り集め理論立てて政策を具体化していかなければならない」と日本を背負って最前線に立っている方の発言に、参加学生も感化されていました。
これからの日本を豊かにするという壮大なミッション実現に向け、経済産業省の方々は熱い思いで日々働いていることがわかり、学生もこれからの日本について多元的に考えることができる密度の濃い時間となりました。