日産自動車 キャンパス大阪
人々の生活を豊かに
2016/08/08
今年度から授業を開催していただけることになった日産自動車様による大阪クラス。当日は、東京・九州の大学生も参加されていました。
授業には「自動車業界を知る・日産自動車を知る・問題解決ツールを体験し知る」という3つのテーマが用意されており、レクチャー・実践を繰り返しながら、グループで「持続的なクルマ社会のために自動車業界へ提言をする」というワークに取り組むという内容でした。
まずは、「自動車業界・日産自動車を知る」という2つのテーマからスタート。講師をしていただくのは、品川裕祐様(日産自動車 人事本部 日本タレントマネジメントグループ兼人材開発グループマネージャー)でした。世界における自動車台数分布とメーカー分布、人口1000人あたりの保有台数などの業界情報について教えていただき、教授である日産自動車については、海外売上比率が1976年では46%であったが現在では約90%になっており、同業他社と比べても高い海外売上比率をであることを学びました。海外売上比率の高さに驚きの表情を浮かべながらメモを取っている学生が多かったのが印象的でした。
レクチャー中心の知識をインプットする授業も、本日のワークテーマである「持続的なクルマ社会のために自動車業界に提言せよ」がスタートしてからは、レクチャーと実践の繰り返しへ。事前に与えられていた宿題の結果を個々人が持ち寄る中で、社会課題を共有し、社会課題を洗い出したのですが、ここでは日産自動車独自のフレームワークである「V-UP」を学びながら取り入れていきました。このフレームワークは、ファシリテーションのポイントと実践方法から、親和図の使い方、ペイオフマトリクス、ポストイットの使い方までに及び、具体的な方法を知ることができたため、学生は授業についていこうと必死になりながらも、自分自身の中で確実に学びを積み上げている様子が見てとれました。
またワークの進め方で印象的だったのは、先ずは自分たちでワークを行い、次にV-UPを学び、再度取り組むという「実践・気づき・実践」という体験学習のサイクルでワークを組み立てられていたこと。「なるほど!」と納得しながら再度トライする、というように参加学生が学びや気づきを得やすいようにワークが構成されていたため、学生は積極的に関わりながら少しずつ現状を紐解いて解決に導いていこうとする姿は、サマークラスが始まった時の緊張した表情とは大きく異なっていました。
その他、当日の進行を進めていただいた品川裕祐様からは「ビジョンの大切さ・重要さ」を何回かお伝えいただきましたが、日産自動車のこれまでの挑戦は、壮大なビジョンを実現するための挑戦であったことを感じられ、初めてビジョンの重要性を学び取ることができました。自動車業界が抱える様々な課題や自動車会社だからこそ取り組むべき問題があること、そしてそれを解決するための思考手段「V-UP」、企業が何を目指しているのかというビジョンの大切さなど、様々な学びを得ることができたサマークラスでした。
参加者の感想
授業には「自動車業界を知る・日産自動車を知る・問題解決ツールを体験し知る」という3つのテーマが用意されており、レクチャー・実践を繰り返しながら、グループで「持続的なクルマ社会のために自動車業界へ提言をする」というワークに取り組むという内容でした。
まずは、「自動車業界・日産自動車を知る」という2つのテーマからスタート。講師をしていただくのは、品川裕祐様(日産自動車 人事本部 日本タレントマネジメントグループ兼人材開発グループマネージャー)でした。世界における自動車台数分布とメーカー分布、人口1000人あたりの保有台数などの業界情報について教えていただき、教授である日産自動車については、海外売上比率が1976年では46%であったが現在では約90%になっており、同業他社と比べても高い海外売上比率をであることを学びました。海外売上比率の高さに驚きの表情を浮かべながらメモを取っている学生が多かったのが印象的でした。
レクチャー中心の知識をインプットする授業も、本日のワークテーマである「持続的なクルマ社会のために自動車業界に提言せよ」がスタートしてからは、レクチャーと実践の繰り返しへ。事前に与えられていた宿題の結果を個々人が持ち寄る中で、社会課題を共有し、社会課題を洗い出したのですが、ここでは日産自動車独自のフレームワークである「V-UP」を学びながら取り入れていきました。このフレームワークは、ファシリテーションのポイントと実践方法から、親和図の使い方、ペイオフマトリクス、ポストイットの使い方までに及び、具体的な方法を知ることができたため、学生は授業についていこうと必死になりながらも、自分自身の中で確実に学びを積み上げている様子が見てとれました。
またワークの進め方で印象的だったのは、先ずは自分たちでワークを行い、次にV-UPを学び、再度取り組むという「実践・気づき・実践」という体験学習のサイクルでワークを組み立てられていたこと。「なるほど!」と納得しながら再度トライする、というように参加学生が学びや気づきを得やすいようにワークが構成されていたため、学生は積極的に関わりながら少しずつ現状を紐解いて解決に導いていこうとする姿は、サマークラスが始まった時の緊張した表情とは大きく異なっていました。
その他、当日の進行を進めていただいた品川裕祐様からは「ビジョンの大切さ・重要さ」を何回かお伝えいただきましたが、日産自動車のこれまでの挑戦は、壮大なビジョンを実現するための挑戦であったことを感じられ、初めてビジョンの重要性を学び取ることができました。自動車業界が抱える様々な課題や自動車会社だからこそ取り組むべき問題があること、そしてそれを解決するための思考手段「V-UP」、企業が何を目指しているのかというビジョンの大切さなど、様々な学びを得ることができたサマークラスでした。