財務省
機関の概要について
財務省は国の縮図です。全ての政策の骨組みとなる予算編成、社会のあり方を根底で規定する税制・関税の企画立案、政府の資産・債務管理、通貨の信認を維持し外国為替相場の安定を図る国際金融等、社会の全てが我々の仕事のフィールドと言っても過言ではありません。
教育制度について
財務省では原則全員留学という仕組みをとっています。これは、将来国際機関や大使館での勤務が多いということに加え、予算や税制、国債、関税、為替政策を通して一国のマクロ経済を大きく動かす財務省にて仕事をする上で、国際的な視野や海外のカウンターパートの職員との議論に耐えうる知識・教養を持っていることが非常に重要だと考えているからです。
また3年目に10ヶ月ほど国税調査官として地方の国税局で勤務し、税の「現場」を体感する機会や、約4ヶ月の財政理論研修において修士レベルの経済学を習得する機会等、様々な教育制度を設けています。
MESSAGE
明日の日本を、世界をより良くするのは、他の誰でもありません、皆さんの世代です。上記のとおり、その道は国家公務員だけではありませんが、どのような仕事を選ぶにせよ、是非この時代のオーナーシップを心に灯していただきたいと思います。無論、国家公務員、なかんずく財務省は、この社会のあるべきルールやシステムについて議論し、実現する場として、皆さんの思いを十二分に受け止めることができる場所です。この社会が困難に直面している今、国家公務員としてこんなに遣り甲斐のある時代はありません。楽しく、徹底的に同士として議論できることを楽しみにしています。


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