1950年に、放送法にもとづく「公共放送」としてNHKは誕生しました。
NHKは、営利を目的とせず、政府から干渉を受けることなく自主性を保障されていること。そして、公共の福祉のために、質の高い放送番組を全国に届けることなどが定められています。

NHKにとって、最大の使命の一つが「国民のいのちを守る」ことです。「災害対策基本法」では、国の指定公共機関に、報道機関として唯一指定されています。
例えば、地震、津波、台風などの災害時に、迅速、正確、そして分かりやすく国民に情報を伝えることで被害を軽減するために、東京・渋谷のNHK放送センターでは、ほぼ毎日災害訓練を行っています。

地域放送局の多さはNHKの強みの一つです。地域放送局では、地域に密着したニュースや生活情報、地域文化などを伝えるさまざまな番組を制作しています。また、「地元ならでは」の文化や情報を全国へ発信しています。

公共放送、つまり「みんなのための放送局」がＮＨＫなのです。
そんなＮＨＫの世界をあなたも覗いてみませんか？