グローバル総合コンサルティング企業である アクセンチュアの社員さん達はどのようなところで働いているのか?
リニューアルした東京オフィスにお邪魔しました!
エントランスを抜けてワーキングスペースに足を踏み入れると、社員の方々が集中して仕事に取り組む姿が覗えます。特徴的だったのは、アクセンチュアでは、個人用の決まったデスクが一部を除いて無いということ。よく見ると、広々とした空間には仕切りがほとんど無く、また机や椅子のレイアウトには複数の種類があります。1人で集中するためのスペースやチームでの協働に適したテーブル、リラックスのできるカフェコーナーなど、各自が状況に応じて仕事の環境を使い分けできるようになっているそうです。
ミーティング中の小部屋を横目に奥へ進むと、マネジング・ディレクター(大きく分けると一番上の職位)のためのスペース(椅子やテーブルが少し豪華!)がありました。ここも先ほどからの広い空間の延長なので隔離されてはいません。どの役職レベルも気軽に経営層や上司へ報告・相談に訪れることのできる距離になっているのだとか。
次に、シスコシステムズ製の大きなモニターのある部屋へ通されました。ここは、グローバルの各オフィスとテレビ会議をするための部屋で、海外社員との協働プロジェクトなどの際に使用されるとのこと。大きなモニターはそこに海外の社員が一緒にいるかのようなリアル感を演出してくれます。グローバルコンサルティングファームならではの設備と言えますね。

最後に会議室にて、アクセンチュアのCSR活動についてのプレゼンテーションをして頂きました。ハンディキャップを抱える人々の就労を支援する事業では、NPO法人と協働して小物ブランド「equalto (イクォルト)」 を立ち上げ、事業開発を続けているというお話がプロジェクトの一例として紹介されました。作業内容を障がい者の方々に最適化しつつ、価値の高い製品の企画からプロモーション、販売まで、幅広くおこなっています。このブランド名には「~equal to~全ての人の個性が平等に輝けますように」という想いが込められているとのことです。

そして、福島イノベーションセンターについてのお話も伺いました。アクセンチュアは震災直後に、福島県の復興と発展のためにイノベーションセンターを会津若松市に開設。再生可能エネルギーを活用したスマートシティ実現に向けた実験やビッグデータを分析するエキスパートの育成をおこなうなど、様々な取り組みをしているそうです。
その中でも印象的だったのが、福島の変わらない風景や地域に根付いた文化をもっと多くの人に伝えたいという想いから、フォトコンテストを開催しているというお話でした。コンテストに応募された四季折々の風景や福島ならではの文化を収めた写真は、企業カレンダーに使用しているそうです。

アクセンチュアでは社会貢献と言っても、単なる資金援助とは異なり、事業活動を通じて培った「人材のスキルを高めるノウハウ」を生かし、コーポレート・シチズンシップ(企業市民活動)におけるグローバル統一のテーマ「Skills to Succeed(スキルによる発展)」に取り組んでいます。まさに「ヒトとビジネスソリューション」というアクセンチュアらしい資源を提供することで社会課題の解決に取り組む姿は「ビジネスを牽引する姿勢」そのものだと強く感じました。
最初はオフィスの開放感とaccentureロゴに圧倒されました。しかし、オフィスを紹介して頂き、お話を伺う中で皆さん誇りを持って仕事に対し真摯に取り組んでいる姿を見て、圧倒感からここで働けることへの憧れとなりました。

慶應義塾大学3年 A.Kさん

オフィスは堅苦しくなく明るくグローバルな雰囲気でした。自分のデスクをもたないでプロジェクトごとにチームで働き、コミュニケーションが活発にとれる環境で、かつ常にチャレンジし続けられる場だと感じました。

立教大学2年 H.Mさん

オフィスに入ってまず、その開放感と機能性に驚きました。従来のオフィスのイメージとは全く異なる、まるでカフェのような空間で、上下関係に縛られることなく、自由に意見を言い合える環境が整っていると感じました。

早稲田大学1年 O.Sさん